太宰治　名作選

太宰治(だざい おさむ)の名作「人間失格」「走れメロス」「ヴィヨンの妻」「パンドラの匣」の４作品を収録しています。
読だやすいように目次をつけてあります。

■作家・作品紹介
太宰治(だざい おさむ)
1909年(明治42年)6月19日～ 1948年(昭和23年)6月13日

●人間失格
・登場人物…大庭葉蔵/竹一/堀木正雄/ツネ子/シズ子/シゲ子/マダム/ヨシ子/ヒラメ（渋田）
太宰治の代表作の１つ。作者自身の人生を反映したと思われる部分が多くだられるが、本作完結後、時をおかずして太宰が自殺をした事から真偽については不明となった。

●走れメロス
・登場人物…メロス/ディオニス王/セリヌンティウス
ギリシア神話とフリードリヒ・フォン・シラーの詩を基にして創作した短編小説。

●ヴィヨンの妻
・登場人物…大谷/さっちゃん
1947年の短編小説。

●パンドラの匣
・登場人物…ひばり/竹さん/マア坊/つくし/越後獅子/固パン/かっぽれ/大月キヨ子/場長
1945年の作品。2009年には映画化されている